rkym6921のブログ

基本じっとしていない自分が、最近何を何をして、何を感じているのか書き綴ってみたいと思います。

休学して長期インターンをしても人生は変わらない~失敗しない休学×インターンのガイドライン~

今、学生のあいだで流行っている休学。
自分が休学して東京のITベンチャーで長期インターンに参加した経験から
「休学して長期インターンをして人生は変えよう」と歌っている人材会社のコピーについて考えてみる。

====休学の昨今====

大学での学びでは物足りず、就労経験として長期インターンに取り組んだり、
長期で海外に留学したりという学生が関東・関西を中心に増えつつある。
休学を薦める人も増えている。

東京新聞:新入生の君たちへ 寄り道のススメ:考える広場(TOKYO Web)


企業でもコスト削減のために自分の軸があり、すぐに活躍してくれそうな学生を採用したいという人事も増えていたり、
大学も休学費を下げたり、海外のギャップイヤーが注目されている。

www.nhk.or.jp


休学して学問以外で何かに力を入れたいと思っている学生は
行動力があり、自分の意志が強い人も多い。
私も長期インターンに来ている学生の中で、地方大学を休学してきている人と10人は出会った。

でも一方で、まだまだ世間体的に、
休学=アウトロー、就職に不利、同期より卒業が遅れて不安
といったイメージも根強く、
なかなか休学の選択をしない人も多いのも事実。


====休学して長期インターンをして得られるもの====
・自分の職業観・軸(就活前は経験がないのでなかなか得られない)
・自分の好きなことで稼ぐ経験(インターンにもよる)
・仕事における責任感
・目的逆算思考・PDCAを回す習慣・できることを考える
・最低限のビジネスマナー(新卒でも得られる)
・プログラミングやマーケティングなど新卒ではできない実践的な知識と経験
・その会社の風土の体感
・上には上がいること
などではないかと思う。


逆を言えば、環境は変えることができるけれど、
それ以外で自分のこの能力を高めたいとかこの専門性をあげるということは
いつも通りやてしまっても絶対に身に付かない。
自分を向上させ続けるためには当たり前に慣れずに、日々思考停止せず、なぜを追求することが必要。これは妥協すればすぐにやめることができるけれど、状況を打開するにはそれしか方法はない。
慣れるまで考え、行動し、改善し、なぜうまくいったのか、なぜできなかったのか、なぜ今この行動をしているのか、ときどき考えることが大切。


====目的のないインターンは危険====
・調べずに入ると時間と労働力の搾取をされる危険もある
やりたいことが分からないのでなんでもやりますという学生を労働力としている企業もいることも心得ておくべき。
インターンが増えてきてアルバイト感覚で学生も取り組んでいることもあるが無償で働かせる企業もできている。
何のためにインターンをするのか明確にしたうえで自分の立ち位置を都度確認すること
自分の成し遂げたいこと・得たいことが適う環境はどこか、それをするためには何が必要なのか事前に徹底的に考えること。
・振り返りと日々の気づきを大切に
きっと休学してインターンに取り組むとき多くの場合はコミュニティがないと孤独で
自分がどのくらい成長したのかなど定期的に振り返らないと気づきが少ないことも多い。
企業でメンターがついてくれたり、教育制度が整っていれば良いが、
ベンチャーなどでは基本的に教育するのにコスト(費用)もリソース(人的資源)がかけられないためインターン生でも放置されることがある。
自分から調べたり、人に相談できない人にはかなりきつい。基本的にベンチャー企業は忙しく人も足りていないため、丁寧に教えてはくれないと心得ておくべきだ。
インターン離職率が激しい企業は何かしら問題があるはずなので、実際に働いているインターン生の優秀さも見てみる必要がある。
教える環境がないとか、社内の雰囲気が悪いとか、トップダウン過ぎるとか、低賃金で働いているとか。
初めての環境の中で成果を上げるには自分自身の強い目的意識と日々の気づきがなければ難しい。よりよい改善ができず、努力しているのに成果に結びつかないからである。

・合わなかった場合、就活の計画を立て直す必要も
仮に長期間関わってきたインターン先が会わなかった場合、長い時間を投資したにも関わらず、内定も取れず、就職活動をリスケしなければならない場合もある。
そのようなことにならないために最低限自分の中でインターンが合うかどうか、確認することを明確した上で臨んだほうがいい。

限りある休学期間を有意義にするためにも自分の振り返りの指針となるような目標設定と振り返りの時間(社外やコミュニティでメンターとなるような人をみつけておくとか)をもつことをお勧めする。

 

====休学して長期インターンで人生は変わるか====
長期インターンをする学生は今までかなりのマイノリティで就職活動にも有利と言われてきた。
でも今は目的意識も乏しいままになんとなく休学をして、インターンをやってみたという学生もいなくはない。ただ留年をしてしまった人よりはいいかもしれないけれど、
はっきり言う。休学してインターンをしたからと言って人生はそう簡単には変わらない。

確かに休学すれば時間的な余裕は生まれるが、自分の目的意識をはっきりさせて行動しない限り何も学ぶことはできない。時間の無駄である。

 

では、どうすれば人生を変えるようなインターン生活を送ることができるのだろうか。


====有意義な長期インターン生活を送るには====

自分を変えたければ、休学も関係なく、必要なのは圧倒的目的意識と自分を変えたいという強い動機づけである。
なぜ自分は変わる必要があるのか、どう成長する必要があるのか、何をしたら幸せなのか。
自己分析と今やっていることに強い意味づけができた人は、自分の歩んできた道を正解にすることができる。
できていない人は、まだもっといい選択肢や人生があるはず、と思い、夢物語で終わってしまう。
そんなアメリカンドリームのようなことはそう簡単にはいかないものだ。
そこには泥臭い努力と覚悟がいる。
今の自分をありのままに捉える。自分の行きたいゴール地点を決める。地に足付けて夢中で努力する。それだけだ。
自分の人生に責任を持つマインドセットができればいろんなものがよい方向に回り出す。

自信がないときはたいてい言い分けである。自信はできることが増えてきたら自然と出るのでまずは行動してみること。そして自信を付けるために必要なのは自分との約束を守ること、行動することである。つまり、自分で決め、とにかく行動に移すことから始まる。これを達成していくときに必要なのが選択と集中である。
全てのことをこなすことはできないし、成果を出すには大きな努力が必要なのだと心得るべきである。ひとつ没頭してみて自分の生産性を向上させよう。



自分への自戒も込めて、長期インターンを考えている学生にぜひ一度、自分の計画と目的を考えて欲しいと思う。


これから長期インターンが主流になっていくと思うけれど、どの学生も後悔なく長期インターン生活を楽しんで欲しいと願う。